2007年1月6日 土曜日 雨
第8回 東京観光写真倶楽部撮影会 明治神宮編
こんにちは!東京観光写真倶楽部事務局の岡本です。
1月6日に明治神宮で行われた
東京観光写真倶楽部の〈初詣〉撮影会のレポートを担当します!
この日は朝からしっかりとした雨。
しかも、とっても寒い撮影会となりました。
にも関わらず、そんな天候の中、
いつもと同じ午前9時の集合時間になると
集合場所だった明治神宮の南参道入り口の大きな鳥居の下に
大勢の部員さんたちが、傘をさして集まってきてくれました。
上下レインスーツや長靴といった出で立ちの参加者もいます。
顔なじみになった部員さん同士が
「降っちゃいましたね~」
と笑顔で話し合っている一方で、
初めて参加いただく方々が、ちょっと緊張した面持ちで傘の柄をぎゅっと握りしめている姿が印象的でした。
だいたい全員が揃ったところで、
事務局の挨拶に続いて、
菅原部長に“今日の撮影について一言”をいただきます。
「雨が降っちゃいましたが、
雨の日ならではの風景が見られると思いますから
お散歩気分で、観光ついでに撮る…って感じで楽しんで撮ってみてくださいね。
…と言っても、
楽しむってことは、実はラクではなくて
“楽しむ努力をする”ってことなんですよ(笑)」
「ちなみに明日は晴れるらしいので、僕は明日も来て撮影します。
来られる人は是非!」
いつもなら、ご参加いただいた方々に一言ずつ自己紹介などしていただくのですが、
この雨ではそうも行かず、残念ながら断念…
集合写真を撮った後は、撮影のために解散です。
本降りの雨の中、傘をさしながらの撮影…
私自身は、スタート早々、雨をよけながら、かじかんだ手でフィルムチェンジをするのに四苦八苦。
集合場所の鳥居の下からなかなか動けない状態のまま、時間だけが過ぎていきました。
なんとか体制を整えて歩き出してみると、モノクロームの参道には色とりどりの傘の花。
雨天とはいえ、1月もまだ6日とあって、少ないながらも初詣の人の波は途切れることがありません。
そして、目が慣れてくると、初詣客に混じって、参道のそこかしこで静かに写真を撮っている部員さんたち…
それぞれに、雨の明治神宮を〈観光〉している様子が伝わってきました。
奥多摩での撮影会の時も小雨がパラつく天気ではありましたが、
普段、雨の日に写真を撮り歩くということは殆どない私。
でもこうやって歩いてみると、
この天気にはこの天気なりの風景があって、
それはこの日の、湿度や、光の具合や、植物たちの生育具合や、人出の様子や、そういった全ての条件が作り出す、二度とない景色なんだと改めて感じました。
「雨が降ってるから」「寒いから」と家の中にいては、決して見ることができなかったその日の風景を目にして、写真に撮れたことが、とてもうれしい。
そんなふうに(寒さで震えながら)思っておりました。
ご参加いただいた皆さんが、雨の明治神宮をどんなふうに観光していたのかは、写真を見ればわかりますよね。
そして、12:00には神楽殿前で再び集合。
足元がすっかり濡れて、がたがた震えている人、
喫茶コーナーで暖をとってから来た人、
寒さでリタイアした人…
いろいろな人がいたようです。
業務連絡を済ませ、もう一度集合写真を撮影して、この日の撮影会は終了。
その後は希望者だけで“初祈願”へと向かいました。
神楽殿に上がって『東京観光写真倶楽部』の名前で〈心願成就〉を祈願し、お払いをしていただき、お神楽舞を観て、お札や破魔矢を頂きました。
あんなに広い神楽殿でのご祈願は初めてだったので、なかなか貴重な体験となりました。
お神楽舞を観ているとき、なんとなく頭がぼおっとして
「夢をみているみたい…」と思っていましたが、
実はそのころから熱が出始めていたようです(笑)
翌日は、晴天下、ほかの何人かの部員さんと同じように
私も再び明治神宮に撮影に行きました。
前日の雨天とはうってかわった天気で、太陽の光のありがたさを実感します。
集まったメンバーも心なしか微笑み気味…
写真を撮る様子も、どことなく小躍りしているように見えるから不思議です。
二日連続で、全く違う天気の下での撮影。
これも得難い経験となりました。
…とはいうものの、
二日連続の寒空の中での撮影。
二日目の撮影の後、しっかりと発熱し、風邪をひいたことをここにご報告します(何でだ・笑)
ご参加いただいた皆さんは大丈夫でしたか?
次回の撮影会では、どんな天気でどんな風景が見られるか楽しみですね!
それではまた次回の撮影会でお会いしましょう!!
*今回は寒さ故か、文章がちょっと硬くなってしまったようです…(笑)
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