三春の桜を訪ねて

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「三春の桜を撮りに行きませんか?」

突然の呼びかけでしたが、菅原部長をはじめ10人の部員さんに参加していただきました。

これは楽しい撮影旅行になりそうです!

 

初めてのオフィシャルではない撮影会の初日は、

残念ながら1日雨が降ったり止んだりの空模様。

そんな空の下でも、「雨天決行」の撮影会に慣れた(?)部員さんたちは、

満開の滝桜や三春町内の桜を前にして、喜んで写真撮っていました。

その後、2日目の晴天を予約して(?)、早めに宿に向かいます。

 

ひなびた温泉宿では、地元感たっぷりの温泉や、

美味しいご飯(と少しのアルコール)をいただいたあと、

翌日の早朝からの撮影に備え、早めに休むことに。

しかし、男性部屋では、遅くまで写真の話で盛り上がり、

僕は、欲しいカメラが、また増えましたよ~。

 

2日目は早朝4時に宿を出発。

みなさん夜明けの滝桜の撮影に向けて、気合十分です。

日の出の時間を迎えて、雲はものすごい速さで流されていきます。

とても寒い朝、みんなで朝ごはんのおにぎりを食べながら、

その時が来るのを待っていました。

 

6時、突然、雲間から朝陽が差し込みました。

その光に照らされた桜たちが、目の前で一斉に輝いています。

もちろん、樹齢1,000年の老木である滝桜も、

満開の花を身にまとい、あたりに光を振りまいているかのようでした。

 

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天気も快晴となり、滝桜を撮影した後、弘法桜や福聚寺桜なども撮影。

三春の桜を満喫して、帰路に着きました。

東京に着いたあとも、三春の桜が目に焼き付いて、

しばらく離れなかった部員さんもいたようです。

 

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最後にもうひとつ。

今回、地元の方とお話しする機会が沢山あり、一様に僕たちが三春の桜を撮影していることに、とても喜んでくれているようでした。

そして、その三春のみなさんの笑顔に、僕たちもこの町が好きになりました。

 

ぜひ来年の春も、みんなで三春の桜や地元の人たちに会いに行きましょうね!

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「わたしの東京2010」写真展 額装完了

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こんにちは。
事務局の桜庭です。
いよいよ写真展まで2日となりました〜。
雑誌、新聞、WEBと写真展の案内も掲載され、
残るは、写真展の展示物の制作です。

今日ようやくマットができあがり、
額装作業。

改めて、コンピュータで見ていた写真が、
プリントになることによって、まったく違う印象を与えてくれることを実感。
さらに額縁に入れられると・・・。

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皆さんお楽しみに。

額の箱にはるプリントも準備して、
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そして最後に、
昨年も好評だった、
集合写真もバッチリ!
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さあ、明日は最終チェックです!!
ワクワクですよ〜。


「わたしの東京2010」写真展に向けてのミーティング

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こんにちは。
事務局の桜庭です。

いよいよ第二回東京観光写真倶楽部写真展「わたしの東京2010」開催に向けて走り始めました(笑)。
今回の参加者は44名。撮影場所10カ所(吉祥寺、亀戸、大島、六道山、巣鴨、神保町、式根島、新島、利島、深大寺)と昨年に比べて撮影カ所がたくさんあるので、見応えのある写真展になるのではと、今からワクワクしてます!!

さて、2011年2月13日、参加者ミーティングを日本写真学院をお借りして行いました。
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ちょうどこのミーティングにあわせて写真展のチラシも完成。
これは、部員でもある株式会社クロゴの小森さんのご協力によって完成しました!!
いろいろとご迷惑をおかけしました〜。ありがとうございます。

今回のチラシは写真展参加者の写真をほぼ全員載せることができました。
とても素敵なチラシになりましたよ。
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そして今回の写真展の全員の展示写真を皆さんにお披露目。
今回の写真展の全体のイメージが伝わります。
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このようにして見ると、写真展が行われ、そして自分の写真が展示される喜びが実感してきます。皆さんと一緒に力を合わせて素敵な、心に残る写真展にしていきましょう〜!!

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10/30『札幌観光写真倶楽部』に参加してきました!

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      * * *

「続きを読む」に〈東京観光写真倶楽部賞〉の受賞作品を追記しました!

      * * *


こんにちは!
事務局のオカモトです。

先日、10/30(土)に札幌で行われた『札幌観光写真倶楽部』というワークショップに参加してきました。

といいますのも、
このワークショップには菅原部長が講師として招かれたからなのです!!


この日の札幌は快晴!
台風接近中の東京を早朝に飛び立ってきた私たちは、菅原部長の写真運の強さに改めて感服しつつ、待ち合わせ場所に到着です。

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粒子の細かい秋の光に満ちた青空!


札幌商工会議所さんが主催する【さっぽろ広域観光圏1ダースツアー】の一環として行われたこのワークショップ、我が『東京観光写真倶楽部』からは、部員の大和久さんと事務局メンバーが参加してきました〜

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ワークショップは
今まで東京観光写真倶楽部でも何度か開催している『上を向いて歩こう』と同じ形式で行われました。


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10:00 北海道庁赤レンガ庁舎前集合
       ↓
      撮影レクチャーの後、各自市内を撮影
       ↓
13:00過ぎにサッポロビールガーデングリルに集合〜昼食
       ↓
      サッポロビールクラシックルームにてスライドショー鑑賞と各賞発表

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この日は、道内各地から、合計26名の参加者が集まりました!

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そろそろ集まったみたいで〜す


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つものように参加者の皆さんに説明する菅原部長


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「紅葉は逆光気味に撮るとキレイですよ!」


解散した後は
菅原部長と一緒に撮影しながら歩くチームと
自由散策するチームの
二手に分かれて観光しました。


普段は
段取りのことや、ご参加の皆さんのことなどを気にしつつ・・・の事務局メンバーですが
この日は、いち参加者になりきって、撮影会を楽しみました!!



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札幌観光を満喫中(笑)


撮影を終えた後は
菅原部長による参加者全員の写真のセレクトとスライドショー作成を待つ間、
サッポロビールガーデングリルにて昼食です。

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じゃじゃ〜ん! 本場のジンギスカンだぁ!

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お疲れ様で〜す☆


食事の後は
サッポロビールの歴史をガイドしていただきつつ見学です。
(なんと試飲付き♪)

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さあ、準備が出来たようです!!


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菅原部長、セレクトお疲れ様でした!



菅原部長の労作、スライドショーを鑑賞します!








スライドショー鑑賞中、
参加者の皆さんから「おお〜〜〜」という声が何度も何度も上がっていたのが印象的でした。



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撮影してきた光を、再び"光"として鑑賞できる瞬間です。



また、スライドショー鑑賞後、参加者全員に感想を伺ったのですが、
みなさん、とても楽しんでくださっていたようです。


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サインのために菅原部長の著書をご持参された参加者のお二人(姉妹だそうです)



最後に
〈サッポロビール賞〉の受賞写真が発表されました!

櫻井陽子さんの、この写真です!!

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おめでとうございます!!


そして
当日発表できなかった〈東京観光写真倶楽部賞〉は
追ってこちらのページで発表致します。

お楽しみに〜☆


  * * *


・・・と、このように、
参加者全員が秋の札幌観光を心から楽しんだ『札幌観光写真倶楽部』でした。


菅原部長、主催者の皆様、本当にお疲れ様でした!!



複雑なレトロ色(2)

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市内にある織物工場跡に行ってきました。
青梅は夜具地やタオルなど織物によって繁栄を極めましたが、いま往時の「よすが」を見つけるのは簡単ではないかもしれません。

映画看板にしろ、昭和レトロにしろ、様々な「町興し」は青梅の歩んできた歴史と矛盾するものではありません。ただ、その仕掛けとは少し時間の流れがずれたまま、「よすが」は息をひそめて残っています。

写真の建物のある敷地には、かつて織物の研究に使われた棟があり、百人からいた職員の事務棟があり、大勢の女工さんたちのための広い更衣室棟がまだ残っています。そして写真の工場があります。外から見れば、紡績・織布工場に特徴的な「のこぎり屋根」の建物です。

青梅の町の姿を残したい、という思いを持っている人はこの地に多くいますが、この工場跡もいつかは整理され、違うものに姿を変えてしまうかもしれません。常にそうした時代の流れのなかにこの町はあります。

ところで、青梅で続いてきた、そしてもっとも有名な織物会社は「梅花紡織」です。その後社名ともなった「ホットマン」というブランド名で見知っている方もいるかもしれません。町にひしめいていた繊維関係の会社の多くはなくなくってしまいました。もはや青梅が「繊維の町」であったと認識されることはないのかもしれません

こうした現実の中で、いまも往時を偲ばれるこの土地と建物が守られていることが、私には奇跡のように思われました。

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「ヒビノヒカリ」展へ行ってきました

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掲示板へ岩出大和さんからご案内をいただいていたのに、
なかなか行くことができずに、会期延長のおかげで、ようやく2月22日にぞろぞろ、ぞろぞろと事務所のメンバーで、写真展「ヒビノヒカリ」へ行ってきました。

そこにはとてもあたたかい岩出さんの写真で包まれていました。
大切にされた一枚一枚の写真達。
そしてそれを取り巻く岩出さんのお友達。
なんだかホットワインを飲んだせいか、ほっこりとしたここちよい気持ちになりました。

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続けること

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先日(2/7)僕のバンドのライブがありました。

今日は僕のバンドの話ではなく、ご一緒したバンドの話です。


今回は、うちのボーカリストがMixiで知り合った方がやっていらっしゃるバンドとのジョイントライブで、そのバンドのメンバーの平均年齢なんと55歳!

学生時代はタワーオブパワーなんかのカバーをしていてかなりブイブイ言わせてたらしい、実力派の9人編成のバンドで、今はそのテイストを残したファンキーなオリジナル曲をやっています。

オフステージでは結構ただのおじさんだったりするのですが(すいません^^;)、いざステージ衣装に着替えてステージに立つととにかくアツい!

当日のリハで初めて聞かせてもらったのですが、楽曲のクオリティ等、すっかり圧倒されてしまい、こっちも負けてられない!と気合いが入ったのか、おかげさまで自分たちのバンドもかなりいいパフォーマンスをお見せすることが出来ました。

打ち上げでもお互いの好きな音楽や機材の話になるとまるで子供のように楽しそうな顔をするんです。


学生時代にバンドを結成し、それ以来ブランク等もありながらメンバーの出入りはゼロ。

35年も同じメンバーで変わりなく続けられるって本当にすごいことです。

その積み重なったものが音となって現れていました。本当にカッコ良かったです。


ライブに来てくれた僕の友人のひとりが自分のブログで、継続することって始めることより大変なこと、って書いてくれていました。

本人たちにしてみれば、楽しいから続いてるだけだよ、って言われるのかもしれません。

僕は今のバンドに加入してまだ3年とちょっと。

あと35年は無理だけど、体が動く限り続けたいと思ってます。


たとえどんなことであれ、そのことが心から楽しいって思えることが大事なんだと思ったりします。

だからチャレンジはするけど無理はしない。


 

 

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遅まきながら先日、東京都写真美術館で開催中の
 「木村伊兵衛とアンリ・カルティエ=ブレッソン」展に行ってきました。
皆さんは行かれましたか?
「木村伊兵衛」という名はよく聞いていたのですが、
あんまり写真を見たことがなかったですし、
ブレッソンの写真は大好きなのでとても楽しめました。

いや~よかったです~!
 「木村伊兵衛さんは、いろんな事情でプリントの多くを焼いてしまっていたので、
プリントの数が あまり残っていないんだよ」
と人から聞いたりもしていたので貴重なプリントをみれてよかったです。

写真についての云々はなかなか言えないのですが、素晴らしい展示でした。

 2月7日までです、まだの方はぜひっ!

 

2010年 明けましておめでとうございます

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新年明けましておめでとうございます。

昨年は倶楽部にとっても、特別な試みの年でした。
今年はそれをより発展させて、
もっともっと楽しい倶楽部に皆さんと一緒にしていきたいと思っております。

どうぞよろしくお願いいたします。

背景、ボリビアより

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今、ボリビアのラパスという街にいます。
旅に出る前は、その存在さえほとんど知らなかった国でした。

富士山より高い場所に、まるでインドの街角のように人がごったがえし、
ある人はモノを売り、ある人はモノを乞います。
色とりどりの花や果物を扱う露店の横で、リャマのミイラが飾られています。
埃っぽく混沌とした空気が街を覆っております。
こんなに歩きにくい街はないかもしれません。高地な上に、街がすり鉢上になっているためとても勾配があるので、ちょっと歩いただけで息が切れます。歩道は無数の商売人が塞いでしまっており、一方車道はというと絶えず膨大なミクロバスが行き先を告げながら爆走してきます。
この街は首締め強盗が多いらしいのですが、締められる前にたいていの観光客は息切れしている状態ですから、多いのもちょっと納得です。さすがにカメラを取り出す時は注意が必要なので、あまり写真は撮っていません。でも、不思議な魅力のある街です。なんだか妙に人間くさい街だからかもしれません。
ここもあと数日しかいませんが、もう少し探索してみようと思います。

ペルーとボリビアは文化的も非常に似た国ですが、
バスで走ってみるとだいぶ雰囲気が違うことに気づきます。
ペルーは国をあげて観光収入を確保しようという意思が感じられ、
それなりに国土をきれいに保っていますが、ボリビアはもっと
いい加減というか、テキトーな感じ。国土の至る所にゴミが落ちています。
生活ぶりもペルーよりもさらに貧しい感じです。けれども、ペルーに負けず劣らず、自然がダイナミックで素晴らしい。ここラパスからも遠くを見ると雪を被った、雄大な山々が垣間みれます。

行く先々でいろんなお友達ができました。コパカバーナという港町では元外資系証券会社の日本史好きイスラエル人と、クスコではフランスのお世話好きなおしゃれ老夫婦と、同じくクスコでは村上春樹好きのドイツ人カフェオーナーと、マチュピチュでは世界貿易機構に勤めるサッカー好きと、太陽の島ではウルグアイのファンキーなファミリーと、それぞれ出逢うことができました。
もちろん、日本人の方にもたくさん会います。実に多くの日本人が、南米を旅をしていることに驚いています。女の子で一人で回っている人もとても多い。たくましいですね。
旅人同士目が合えば挨拶を交わしたり、ちょっとした会話をするのがなかなか楽しいです。

そんな感じで、元気で今日も旅しています。もう今年もあとわずかですが、みなさんお身体には気をつけてよいお年をお迎えください。
最後にほんの少しお知らせなのですが、僕がやっているバンドの新譜がこのたびAppleのitunes music storeで発売されることになりました。それにともない過去の作品も取り扱っていただくことに。ベリーアマチュアで申し訳ありませんが、もしよかったらお時間あるときにでも聴いてくださるとうれしいです。詳細は、コチラまで。

ではでは、みなさま。
少し早いですが、メリークリスマス。そして、よいお年を。

トンネル

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「国境の長いトンネルをぬけるとそこは雪国であった。」は、川端康成の「雪国」です。その描写の美しさはないのですが、トンネルです。

いわゆる僕たちの生活の中にあるトンネルは地図上で線をひき計画されます。その本質には、曲がりくねる自然の地形をできるだけ最短距離で進みたいという合理主義的な一面があります。最短距離で進みたいわけですから、トンネルの入る側から出る側というのは、予定されたとうり間違いなく結ばれています。入ったはいいけれど何処にでるかはわかりません、ということがあってはいけませんし、そんなことは現実としてありません。

 

もう一つトンネルには、それとは異なる抽象的な転換の場として扱いがあります。
そのトンネルは距離感も変化し、出口も何処にでるかわからないという一面です。
人生の転換期、入る前と出た後では生活が変化したり、「雪国」では、トンネルを用いて気候の変化、土地の変化の意外性みたいなものを表現しています。
そこには異質なものや状態をつなぐ暗闇という異次元がそれをなしています。
ポイントはトンネル内は暗闇で、そしてどこかに繋がっているということかもしれません。

 

ちなみに、「出口のないトンネル」という表現がありますが、出口がなくなった地点でそれは、もはやトンネルではないのかもしれません。   トンネルは短いものであればいいのですが、長くカーブしていた場合入り口から入り、しばらく進むと入って来た側の入り口も進む先の出口も見えなくなることは珍しくありません。そうすると、さっきまで感じていた「この先の出口」という当然の期待感が揺らぎ、あきらかに進んでいるのだけれどその距離感はあいまいになります。トンネルですからもちろん陽の光は射しません。あわせて車なりの走行する音が反響し大音量となり、空気も淀んでいます。こうなってしまうと、陽の光が射す外界とは全くの異次元にいる感覚にさえなります。抽象的な表現での異次元と同時に、現実的にもトンネルは異次元化しているのかもしれま
せんね(笑)

 

さてさて、
写真のトンネルは羽田空港トンネルです。新しく建設中の国際ターミナルを横目に見ながら環八を進むとこのトンネルに入ります。中に入るとトンネルらしい暗闇とちょっと苦手な轟音で満たされた空間があります。このトンネルを抜けても、雪降る美しい景色も駅員さんも娘さんも現れません。   しかし、この暗闇の先にある光さす出口は大空に繋がっていると感じます。 もちろん空港内のトンネルだからというだけではありません。

河口

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ここは多摩川河口近くです。もう少し詳しく言えば多摩川の東京側で大田区を流れる多摩川の分流である海老取川と多摩川の合流地点です。すぐ近くには、羽田空港があり、環状8号線が通り、海老取川が羽田地区と羽田空港を隔てて流れています。

 

かつてこのあたりは要島といわれ、湿地帯であったようです。
羽田空港の建設の際に現在の場所に移転された玉川弁財天社は、昔はこの要島あたりにたっていたようで、歌川広重の浮世絵にも「はねたのわたし弁天の杜」として描かれています。

 

なぜこの場所にいるかといいますと、とても子供じみた理由でして、
世田谷区桜新町あたりが源流で都立大学、大岡山、蒲田と流れる呑川という川の流れに沿っていくと何処にでるかと思い立ち、自転車を走らせて行くうちに、気付くとこの多摩川の河口へたどり着いたのでした。

 

途中、池上本門寺で力道山の墓を発見し、丹精込めた菊の花を眺め、海に程近い糀谷では、中国語(?)なまりのおじさんにシベリアから渡ってきたユリカモメのユリちゃんについての話を聞きました。
呑川という名前の川の流れをたどりながら、いろいろ眺めたり聴いたりした為でしょうでしょうか?

 

「河は街のあれやこれやの喜怒哀楽を呑みこみながら流れていって、あれやこれやの喜怒哀楽は、この河口から海へと手放され、そのうちしょっぱい塩水にゆるゆる溶けていくのだろう。。。。」

 

なんて、以前どこかで聞いたような言葉が浮かんできました。

 

11月この日、少し強めの風が吹き、空港の漠然とした広さも手伝ってか、時より肌寒く感じましたが、ひねもす釣り糸をたらすその光景は、どこか能天気な感じがして、時間の感覚もいつもより遠くにあり、小春日和というには、ちょっと風が冷たいけれど、気分はどこか小春日和。
塩水と淡水が混ざり合う河口でナニモノカを手放しているのは何も川ばかりというわけではないのかもしれません、そんなことも思うのでした。

『上を向いて歩こう2009_GRde銀座』スライドショー

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2009年12月6日、快晴の日曜日、銀座にて『上を向いて歩こう2009_GRde銀座』が行われました!


今回は菅原部長の写真展『dansa』開催中のRICOH RINGCUBEギャラリーさんに全面的な協力を頂き、ギャラリーに併設されたワークショップスペースをお借りしての開催となりました。


今回のイベントで、参加者の皆さんが撮影した写真で作ったスライドショーをアップロードしましたので是非ご覧ください!

*再生画面の右下にあるHDマークの右側のアイコンをクリックすると
 フルスクリーンモードでスライドショーをご覧いただけます。



ありがとうございました!

| | コメント(6)

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写真展 わたしの東京 、 無事 終えることができました。

観にいらしていただいた方、

写真展の準備、開催中のお手伝いをしていただいた方、

ご都合で残念ながら、会場までいらしていただけなかったけど、心に留めていただいた方。

本当にありがとうございました!お礼申し上げます!

 

僕個人的には、みんなで創り上げる展示という機会を初めから最後まで携わることができ

貴重な経験もさせていただきました。

会場準備の担当としては、いろいろと足らない点もあったと思っていますが、

皆さんのご協力で素晴らしい展示になりました。ありがとうございました。

 

朝から日が暮れるまで、太陽の陽の光がダイナミックに動き、白いパネルが空の色に染まり、

写真展を観に来てくださった方だけでなく写真展を目的とされていない方、

不特定多数の(それも海外の方も多く)方々に写真を観ていただき、

東京のパノラマの景色を背に「人」や「写真」や「人と人の出会い」「人と写真の出会い」など、

それらの間をゆるゆると光や時間が流れる、、、そんな展示は東京観光写真倶楽部らしい

展示だなあ、そして、「 いいなあ 」と思って観ていました。

 

あと、倶楽部として"カタチにする"という一つのステップも踏めて、カタチあるものとして、写真を撮る

際の意識も変化があるかもしれません。

そして、それぞれにいろんなカタチで次に繋がるといいですね。

 

ということで、ブログ内で恐縮ですが、会場準備係りより重ねて展示無事終了のお礼を申し上げます。

ありがとうございました!

 

いよいよ写真展が始まります!

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明日はとうとう搬入、そして写真展が始まります!

事務局も何とか準備を終え、
額装された写真たちに囲まれて明日を待つばかりとなっています。


今回の写真展については、メディアでもいくつか記事にしていただきました!

こちらは11/20のサンケイエクスプレスさんの記事です。
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私たちが日々の観光で見つめてきたあたたかい光を、
少しでも多くの人たちと共有できる写真展になりますように!