2007年3月31日 土曜日 くもり
第10回 東京観光写真倶楽部撮影会 千鳥ヶ淵編
こんにちは!東京観光写真倶楽部事務局の岡本です。
3月31日に千鳥ヶ淵で行われた
東京観光写真倶楽部のお花見撮影会のレポートを担当します!
「花曇り」「花冷え」という言葉がありますが
この日はそんな言葉にぴったりの天気。
早朝から撮影していたメンバーは、
午前9時の集合時には、すでに身体の芯から冷え切っておりました(笑)
それでも、集合場所の半蔵門付近に部員さんたちの顔が揃い始めると、いつものようにワクワクしてきます。
この日の参加者は33名。
部員さんが集合したところで、車の往来が多い内堀通り沿いを避け、千鳥ヶ淵公園の中に移動しての挨拶となりました。
恒例となった菅原部長からの『今日の撮影のポイント』はこんな感じ。
「“皇居”“靖国神社”などなどとくると、どことなく“右寄り”なニオイがしないでもありませんが、そんなことは関係ありません(笑)。
ここの景色は美しい。…それをしっかりと写して欲しいと思います。
先ほどからみていると、アマチュアカメラマンが長玉で盗撮っぽく撮ってますけど(笑)、みなさんには是非堂々と写してもらいたいですね。」
「去年『写真がもっと好きになる』にも書きましたが、桜がぼうっと光って見えるのは、交配のために昆虫を誘う目的で、花びらが紫外線を乱反射しているからなんだそうです。
この桜のぼうっとした感じを写真に撮るのはとても難しいのですが、それをちゃんと目で感じるためにも、是非、今日の曇り空の下の桜を観ておいて、晴れの日の桜も観てみて欲しいと思います。」
そうそう、そうなんですよね…
桜はほんとうに観たとおりに写すのが難しいんです…
部長の話を真剣に聞いていた部員さんたちに、それぞれ簡単に自己紹介をしてもらった後は、各自撮影に出発です。
その時間帯ともなると、朝の6時くらいとは打って変わり、お堀沿いの遊歩道の桜の下は観光客で一杯になっていました。
桜シーズンの千鳥ヶ淵は初体験の私。ここの人出は噂には聞いていましたが、こんな曇りの日ですらこの人出ですから、晴れていたらどんなことになっていたやら・・・(汗)
部員さんたちも、あっという間に観光客の波に飲まれていきました。
集合時間までは人が少なかったこともあり、私自身は桜の花ばかり撮影していました。
人出が増えてくると、花見客を観るのが楽しくなり、彼らの様子をスナップして楽しみました。
もともとあまり人混みを歩くのが得意ではないので、混雑が予想される行楽地に、わざわざそのシーズンに出かけることはまず無いのですが、撮影会というチャンスを得て、こうやって写真を撮るというのも、雨降りの撮影会と同様、なかなか興味深い体験でした。
(なんだかこうやって書いてみると、ものすごく“出不精”みたいな気が…笑)
千鳥ヶ淵を満喫した後は、桜の靖国神社に足を伸ばし、昼12時の集合時間前には、戦没者墓苑へも初めて足を運んでみました。
普段、車でしか通りかからないこの付近一帯の地理を、足で歩いて感じることができたのも、個人的には楽しい経験でした。
やっぱり〈観光〉は足で歩くのが大切ですね!
そして半蔵門前で再び集合。
寒さと人混みにヤラレ気味の参加者全員で記念撮影をした後、解散となりました。
4月末で部員登録の更新となる『東京観光写真倶楽部』。
今期の撮影会は今回が最後となります。
今期の撮影会にご参加いただいた皆さん、どうもありがとうございました!
また来期も、いろいろな場所を一緒に観光して、写真を撮りましょう!
それではまた次回の撮影会で!!
●各部員による自選写真はこちらです。
●菅原部長セレクトによる部員たちの写真はこちらから!