045-築地(3): 2012年9月アーカイブ

築地(3) tsukiji(3) 2012/6/9

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部員番号12022の韮沢です。

僭越ながら築地観光のレポートをさせていただきます。

当日の天気は雨・・・。
私は撮影会の参加は築地で5回目でしたが、そのうち3回は雨に降られていて、
雨の撮影をむしろ楽しんでしまうクチになってしまいました。
ドンヨリとした曇り空よりもむしろ光を楽しめそうです。

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私は明け方から始まるマグロの競りの見学には参加できませんでしたが、
これには是非参加したかったです。
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ところで、私は前日にカメラやフィルムの準備をしながら、
明日はなにをどう撮ろうかな、と考えて部長のオレンジの本「写真がもっと好きになる。」を手に取りました。
パラパラと捲っているとふと那覇の市場でとった写真が目に飛び込んできました(50ページご参照)。
私は市場の激しい動きの中で高感度フィルムを使っていかにその喧騒をとろうかと考えていたのですが、
部長のその写真には市場の喧騒の中にある「静寂」が写っているような気がしたのです。
そんなわけで、やはり心を落ち着けてジックリ被写体と向き合おうと思ったのであります。


皆さんで集まって部長のお話を伺った後は、
2012年度の部員バッチを配るという大役も授かり、早く撮影に行きたいと逸る気持ちを抑え、
その仕事もきっちりとこなすことができました。

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写真は今年もパッチをデザインして下さった石田さんが手を上げているところです。お疲れ様でした。


さて、バッチを配り終わるとあとは水を得た魚のように(市場だけに)撮影に集中するのみです。

最初は一人で撮影を始めてちょっと寂しくなり始めたころ、
伊藤さん、折橋さん、清野さん、松原さん(以下、姉さんたち)に遭遇。
「ご一緒させてもらってもいいですか?」となり、パーティーに入れて頂きました。
そしてしばらくすると、だれかが「おっ、10時になったよ。そろそろ行こうか!」と言い、
ぞろぞろと場内へ向かったのです。
私は場内がどんなところか知らず敬遠していたのですが、姉さんたちに連れていていただいてよかったです。
実はそこで大切な1枚の写真が撮れたのですから。大切な写真は最後にご紹介させて下さい。

さて、場内に入るころ、早速私のフィルムが1本終わりました。
市場の人たちがイソイソと仕事をしているなかで、私はコソコソとフィルムを換えます。
フィルムを買えているシーンまで姉さんたちに撮って頂いて・・・。
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正直に言うと、築地は初めてだったので撮影するのも恐縮するばかりで、
最初はうまくカメラを向けられなかったのです。
一方、ご一緒させていただいた姉さんたちは流石に慣れていらして、
バシバシシャッターを切り、ドンドン奥へ進むではありませんか。
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そんななか、突然背後から言われてしまいました。

「バ☆ャロー!!!」

どうやら私はターレーの通行を妨げていたようです。
私も思わず大声で「すいませーん!!!」
実はこれですっかり吹っ切れました。
なんだかあそこで大声を出してその声が市場に染み入るなかで、自分自身も市場に溶け込んだような気がしたのです。

そうなると後はバシバシとシャッターを切るだけです。
いや、でも、シャッターを切るときは、落ち着いて・ゆっくりと・正面から・光を感じて。

そんなこんなで最後は姉さんたちとも逸れてしまいましたが、
お陰様で気負いなくシャッターを切り、撮影を楽しむことが出来ました。

それで気を良くして、最後にみんなで集合しているときに、また背後から言われてしまいました。

「バ☆ャロー!!!」

私はまた、市場の人の通行を妨げていたようです。

そんなわけで私の撮影会は「バ☆ャロー!!!」にはじまり「バ☆ャロー!!!」に終わったのでした。


ところで、部長賞を頂けるとは思ってもいませんでした。
いや、ホントは欲しくて欲しくて堪らなかったのですが(笑)

部長賞の写真はこちらです。
↓ ↓ ↓
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これも高感度フィルムを紹介して下さった石田さん。
場内へ連れて行って下さった伊藤さん、折橋さん、清野さん、松原さん。
場内で声をかけ合い励ましあった部員の皆さん。
などなど多くの方に支えていただいての賞だったと思います。

皆さんに感謝感謝です。



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